9柱の女神が落としたリボン

インスピレーションを与えてくれた作品・出来事の備忘録。

【イラスト実験】ただ模写するだけってどうなのよ?

みなさんお久しぶりです、ばむよです。

 

最近、色々な絵の模写を始めました。

ルーミス本もいいんですけどね。服とか鎧とか剣とか、ファンタジックなものが描きたい!と思いまして。

(それに正直飽きてきた)

まあ、苦行じゃないので、楽しいと思えるところからやったらいいんじゃないでしょうか。

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こんなんとか

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こんなん描いてます。

(出典:『よくわかる「世界の神器・魔道具」事典』廣済堂文庫 2008)

 

で、本題ですよ。

苦労して描き写し、できた自分の絵を見て「ふふふ・・・上手く描けた・・・」と悦に入り一人にやにやして、おしまい。

 

これでいいのかと。

 

ほんとにこれで上手くなるのかと。

 

疑念がむくむくと沸き上がってまいりまして。

まあそんなに大量に描いたわけじゃないので何とも言えませんが、なんか、描いただけでは手ごたえが感じられない

それにネットでこんな記事を見かけ、、、

rineishia.com

ただ模写して悦に入ってる今の状況はまずいんじゃないかと、そう思い始めました。

 

と、いうわけで!

ひとつ実験をしてみました。

 

どういう実験かというと、

①普通に模写をする。

②その絵を記憶だけで描いてみる。

という、至極簡単なもの。模写した内容がどれだけ自分の中に定着しているか?を見るための実験です。

 

実験結果、行ってみましょう!!

 

模写した絵(3日かけた力作)

 

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何も見ずに記憶だけで描いた絵

 

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(出典:『ダークソウル デザインワークス』エンターブレイン 2012)

 

・・・うっひゃあー悲惨だ。でもこれが自分の実力。受け入れるんだ!!

(上級騎士が好きな人いたらすみません。)

 

・・・えー・・・まあある意味予想通りというか、一回描いただけで定着するはずがないんですよ。ね。手ごたえのなさはここに起因するものであったか。

 

実験して非情な現実が叩き付けられたところですが、この絵・・・情報の宝庫です。元の絵と違うところが、自分の「描き癖」や「描き方がよくわからないところ」を示しているということですから。落ち込んでる暇はありません!!

 

元の絵と比較した結果、私の絵は

・頭が大きい

・下半身が小さい

・首元から肩にかけてと、腰のあたりをどう描けばいいのかわかっていない

・光の表現があいまい

 

ということが分かりました。つまりこれらを改善するためには、

・プロポーションの勉強と実践

・さまざまな角度から見た人体の模写

・陰影の勉強

などをすればよいということですね。

 

よく「模写は考えて描け」と言われますが、考えるって何を!?と思ったので実験してみました。けっこう勉強になるなあ(落ち込むけど)。

そんなわけで、「とりあえず模写をしている」というそこのあなた!一回何も見ずに描いて、元の絵と比べてみてはいかがでしょうか?そこから課題が見えてくるかもしれませんよ~

 

それではまた!